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各所で繰り広げられていた激戦が終わりを迎えた時、彼女等は敵の牙城の最奥部まで辿り着いていた。 和「大丈夫?」 梓「はい、なんとか……」 強がってはいるものの梓の顔色は悪い。 後藤を屠った一撃はあくまで和の闘気を自身の身体に無理矢理接続して放っただけであり、それは彼女のキャパシティの限界を遥かに上回っていたのだ。 過ぎた力は身を滅ぼす。それはこの状況とて例外ではない。 和「…………」 この先の戦いに梓を連れてゆくべきか否か、和はここで苦渋の選択を強いられていた。 本人の意志を尊重するならばこのまま進めば良い。 だがそれが正しい選択とは思えなかったのだ。 梓「今更待ってろなんて言わないで下さいね?」 和の意図に気付いた梓は呆れたように言い放った。 梓「ここで退いたら私は一生自分を許せなくなると思います。だから……私にも唯先輩を救わせて下さい」 和「…………」 和は何も答えなかった。 その代わり静かに微笑む。そして改めて認識したのだった。 此所に集まった者全員の唯を想う気持ちを。 和「ホント……幸せ者よね、あの子は」 緩んだ頬を引き締めて目の前に映る扉を見据える。 何を模索するでもなく二人には分かっていた。 この先に唯が、そして自分達を阻む者が居る事を。 梓「いきます……っ!」 腰の部分に忍ばせた耐火パッドから球状の爆弾を取り出す。 そしてピンを引き抜き、扉に投げつけた。 和「何があっても敵の殲滅を優先する事、良いわね?」 和が言い終えると眩い光と共に轟音が鳴り響いた。 瓦礫片、鉄屑が飛散し、粉塵が巻き起こる。 濁った視界を駆け抜けた先には大木があった。 いちご「三十秒遅かったね。此所に来るのにためらうような事でもあった?」 やる気の無さげな冷たい声が響いた。 大木の元の部分には蔦や根が絡み合って出来た玉座。 そこに腰掛けているのは全ての元凶、若王子 いちごだった。 和「…………っ」 考える事など一つも無い。 先ずは目の前の敵を力で叩き潰すだけだ。 不安定に溢れ出る闘気を瞬時に凝縮、錬磨する。 鞘から抜いた刀の切っ先から光線状の刃が発現した。 いちご「…………」 対するいちごは特に変わったリアクションは見せていない。 蔦で出来た肘掛けに肘を置いて頬杖をつき、遊び飽きた玩具を見るような目で和の闘気を見つめていた。 いちご「何て言うか……芸が無いよね」 そっと溜め息を吐き、右手を目の前に翳す。 迎え撃つわけでもなく、彼女は振り下ろされた闘気の刃をまるで差し出された棒きれを掴むように受け止めた。 梓「唯先輩……っ!?」 和の背後で怯えたような声が響いた。 短く舌打ちすると和は即座に追撃を打ち切り、梓のフォローに回ろうとする。 その一瞬、いちごは薄く微笑んだ。 和「ぐっ──!?」 梓「い"っ……!?」 二人は纏めて見えない何かに横殴りに吹き飛ばされた。 巨人に槌で殴られたような鈍い痛みに襲われながら二人の身体は広い部屋の宙を舞う。 和「──っ!」 目まぐるしく動く視界の中で和はいちごの姿を捉えた。 彼女は未だ玉座に腰掛けたまま、人差し指を伸ばして右手首をくるくると回している。 いちご「墜ちて」 抵抗する時間など無い。 二人の身体は紡がれた言葉のまま床に叩き付けられる。 床の冷たさ、痛みを感じるよりも速く右に上に下に左に、見えない何かはその手の中で二人を弄んだ。 梓「なに……これ……」 梓は身体中の骨が熱を放っているような気がしていた。 この分だとあちらこちらの骨が砕けているのだろう。運が悪ければ内蔵も傷付いているかもしれない。 梓「唯……せんぱ……い」 いちごの頭上で大木に穿たれた唯を見て、梓は自分の力の無さを強く憎んだ。 死装束のような真っ白い衣を纏った彼女は安らかな顔をしている。 梓「何で……そんな顔するんですか……」 「何へこたれてんだよ、なーかのっ」 聞き馴染んだ声が頭上から聞こえて、梓は顔を上げた。 梓「律先輩……」 純に背負われた律が見ていて眩しくなるような笑顔を浮かべていた。 此所に来る途中で負傷した足には長めの銃が添え木代わりにくくり付けられており、見るからに痛々しい。 律「あんなになってても唯は唯だ。一緒にあいつを助けるんだろ? だったら諦めんなよ」 純「人におぶさっといて何言ってんですか。これじゃかっこよさも半分ですよ」 律「んなろーっ! 降ろしやがれっ!!」 律は純の髪の毛をぐいぐいと引っ張った。 反動で二人共倒れたのは言うまでもない。 いちご「…………」 敵を目の前にして小競り合いを始めた純と律にいちごは苛立ちを覚えた。 いちご「……もう良い?」 ぼそりと話し掛けるも当の二人は大声で喚き散らしているのでいちごの声は届かない。 せめて真っ当に戦わせてやろうと思っていたいちごだが、その僅かな情けを苛立ちが飲み込んでいった。 梓と和にしたように手を翳す。 そして不可視の槌を叩き付けようとしたその時、いちごの手首を白い手が掴んだ。 いちご「あの人達どうにかならない?」 紬「ふふっ、私ピンチをチャンスに変えるのが夢だったの~」 朗らかな笑顔を浮かべたまま紬は拳を握った。 どんな強固な鎧をも打ち抜く拳をいちごの顔面目掛けて振り抜く。 いちご「──っ!」 呻き声すら漏れなかった。 鼻の骨は砕け、広がる衝撃は頭蓋骨を粉々にするまでに至る。 眼球が飛び出し、骨の欠片は皮膚を突き破り、内部でペースト状になった脳が弾け飛んだ。 紬「私だって、怒る時は怒るもん!」 肉塊となったいちごの顔から拳を引き抜く。 様々な体液が混じった汁が糸を引いた。 律「あ?」 純「え?」 律と純が胴だけになったいちごを視界に映した時だった。 身体を動かす司令塔である脳が無いにもかかわらず、いちごの腕が動いたのだ。 紬「え──」 いちごの腕は紬の胴を切るように払われた。 大砲でも打ち込まれたかのような衝撃と共に紬は吹き飛ぶ。 いちご「……痛い」 いつからそうなっていたのかは誰にも解らない。 潰れた頭が元に戻っており、紬の拳の痕は辺りに飛び散った肉片しか無かった。 現状を目の当たりにした律と純はお互いの肩を掴む形で見つめ合う。 純「律先輩、『けいおん!』て漫画知ってますか?」 律「ああ、あの軽音部の女子高生がキャッキャウフフするほのぼの漫画だろ? 良いよなぁ、ああいう世界に住んでみたいよ」 純「はは、奇遇ですね。私もそう思います。じゃあ逆に聞きますけど絶対に行きたくない漫画やゲームの世界ってありますか?」 律「そうだな、デッドラとかバイオみたいなパニックホラーは好きだけどあんな世界には行きたくないな。あれはやっぱり画面の中だからこそ楽しめるもんだと思うよ」 純「ですよねー。私も零シリーズとかやりますけどあんなのが現実に居たら卒倒しちゃいますよ」 律「…………」 純「…………」 二人の間に沈黙が流れた。 律「ゾンビだああああああああっ!!」 純「お化けだああああああああっ!!」 二人はいちごに背を向け、脱兎のような勢いで駆け出した。 純はともかく、律は足が折れているにもかかわらずとんでもないスピードで逃げている。 人体の限界を越えた人間が一人誕生した瞬間だった。 いちご「……っ!」 鉄仮面を張り付けたようないちごの冷たい表情が険しくなった。 いちご「……どれだけ人の神経を逆撫でれば気が済むの?」 樹木の玉座から立ち上がり、普段は丁寧にケアしている艶やかな髪の毛を掻き毟る。 いちご「こっちに来なさい」 怒気を含んだ唸るような声で呟いた。 純「あ?」 律「はい?」 走る二人の身体が硬直、そして瞬間移動と錯覚してしまうような速度でいちごの元へと引き寄せられる。 いちご「……っ」 律達を見下ろすいちごは肩を震わせていた。 二人の場違いな前置きは完璧にいちごの逆鱗に触れてしまっていたのだ。 今度こそ前座は終わりだ。 此所にいる全員を殲滅するにはたった一言、死ねと告げるだけで良い。 エデンシステムから取り込んだエネルギーは宿主の意志をその膨大な力が及ぶ範囲ならば口にするだけで実現してしまう。 いちご「死ん──」 滅びの鍵語を呟こうとしたその時、いちごは首に異物感を覚えた。 しずか「身の周りには気を配らないとね。まぁ、そうしたところで私は絶対に見つからないんだけど」 しずかはいちごの首に突き立てたナイフを引き抜いた。 そしてまた突き立て、引き抜き、突き立て、引き抜き──。 動きとしてはドアをノックする時の動きと似ているだろうか。 血が撒き散ろうがいちごが悶えようがお構いなしにしずかはナイフを同じ箇所に刺し続ける。 いちご「あっ……やっ…だ……っ、いっ……つっ……」 しずか「どうせ死ねないんでしょ? だったら壊れるまで壊し続けるだけだよ」 しずかは既にいちごを人として見ていなかった。 彼女は紬がいちごの頭を砕いた辺りから息を潜めて見ていたのだ。 蘇りをあっさりと実現したいちごを人間と見られる筈も無かった。 鈍色の刃は『肉塊をほぐし、解体してゆく』。 しずか「姫子!」 いちごの首と胴が分かれた瞬間、しずかは仲間の名を呼んだ。 姫子「おっけ」 短い返事と共に一陣の風が流れる。 颯爽と風を哭かせながら現れた姫子はいちごの胴を乱暴に掴む。 姫子「こんな事になったのは悲しい事だけど……。仕方ないんだよね?」 答えないいちごの身体に問い掛け、虚無が返ってきたのを確認すると姫子は両手に闘気を集めた。 姫子「どれだけ辛くても目を逸らしたりはしないよ。それが星の観測者の在り方だから……」 鋭利な風は物質を越えた究極の刃となり、いちごの身を刻んでゆく。 肉塊は挽き肉となり、塵となる。 いちごの胴体はこの世から抹消された。 そして残されたいちごの頭は……。 「言われなくても目を逸らさせたりなんかしないよ。貴女達には最期まで絶望してもらうから」 ぐちゃり──。 生々しい音がだだっ広い部屋に鳴り響いた。 姫子「そんな……。原形すら残してなかったのに……」 転がった古い頭を踏み潰し、いちごは姫子の肩に手をかける。 いちご「終わらない、終わらせないよ。こんなのじゃ」 いちごの手を介して姫子の身体にとてつもない衝撃が流れ込んだ。 姫子は前にも一度この感覚を味わった事があった。 姫子「唯──っ!?」 痺れを伴う鋭い痛み、それは身体に流れ込む紫電がもたらすものだ。 かつて姫子と唯が対峙した時の悪夢が蘇る。 姫子「あ──がっ──」 いちごの手から逃れようにもがっちりと掴まれていてそれは適わない。 だが成す術なく悶える姫子を、仲間が見過ごす筈もなかった。 三花「離して──っ!」 部屋に集まった人間の間を縫うように三花が躍り出た。 無事な方の腕を引き、肉を切り裂く爪を生やす。 いちご「どうして苦しい死に方を選ぼうとするの……?」 だが前方から迫ってくる三花、後方で密かに狙いを定めるしずか。二人の動きはいちごには筒抜けだった。 姫子を三花に放り投げ、たった一言命じる。 いちご「平伏しなさい」 斎藤が純にそうしたように、絶対尊守の言葉を投げ掛けた。 刹那、部屋に存在する全ての人間に襲い来るのは神の重圧。 不可視のエネルギーがしずか達を平等に押し潰す。 「────」 誰も口を開けなかった。 理由など無い。ただいちごの力は存在そのものが森羅万象を従わせる強大なものだったから。 いちご「これが私の力、偉大なる名前『ラスト・ネーム』だよ」 強大なる力に偉大なる名を。いちごは静かにほくそ笑んだ。 その後ろで穿たれた唯の手が少し、ほんの少しだけ動いた事は誰にも分からなかった。 『よう、お前はいつまで寝てるつもりなんだ?』 何処から聞こえたのかは分からない。もしかしたらその声は初めから鳴ってすらないかもしれない。 でもその声は確かに、私の胸の上の方を掴んで離さなかった。 「私も分かんない。何も見えない、真っ暗なの。どうしたら良いのかな」 有りのまま、私が感じたものを伝えた。 するとその子は笑った。笑ったような気がした。 『暗いのは怖いか? 何も見えないのは苦しいか?』 「うん、とっても」 口に出すとその気持ちは更に大きくなったような気がする。 自然と身体が震えてきて、私は暴れ回って、はいない。 あれ──? 身体ってどうやって動かすのかな。 「怖いんだ。こうしてる間に一つずつ何かを無くしてるような気がするの」 私の大切なもの、それは──。 「澪ちゃん、りっちゃん、ムギちゃん、あずにゃん。それに和ちゃんに憂、他にもいっぱいいるの」 『お前は幸せだな』 「うん、とっても幸せだよ」 幸せ、幸せなんだと思う。 でも幸せだった事が何故か今はとても辛くて、此所じゃない何処かに逃げたくなる。 『じゃあ何でお前は幸福から目を逸らそうとしてるんだ?』 「それは……」 答えられなかった。答えが分からなかったんじゃなくて、それを口に出すのは私の我儘だと思ったから。 『不幸になるのが怖いから』 その子は言った。 隠したかった想いが見透かされたのが怖かった。 だけどそんな気持ちを包んでくれるように誰かが私を抱き締めた。 『見えない世界は怖かっただろ? 何も無い世界は恐かっただろ? だったら開いちまえよ、お前の臆病な目ん玉をさ』 「…………」 何も答えずに私は目を開こうとした。 でも私の身体はやけに強情で、仲良しな私の瞼は離れたくはないみたい。 『大丈夫。安心しろ、期待しろ。世界は目を逸らすほど汚いもんじゃねーからよ』 胸の中を何かが透り抜けていった。 『どうしてもどうしようもない現実にぶつかったんなら、そん時は私が何とかしてやる』 「……うん」 身体が軽い。 頭もすっきり。 大丈夫。今ならやれる。私にも出来る。 「ありがと、何処かの誰かさん」 あれだけ重たかった瞼が今は嘘みたい。 私の目にちくちく刺さってくる光のせいで少しぼんやりしてるけど、世界はとっても明るくて、優しくて、愛しくて……。 「──っ!?」 とっても、辛かった。 何で、何でどうして、どうして──。 りっちゃんも、ムギちゃんも、あずにゃんも、和ちゃんも純ちゃんも姫子ちゃんもしずかちゃんも三花ちゃんも──。 ────。 ──。 唯「何で──っ!?」 悲痛の叫びは広い部屋の中で木霊した。 楔に身を縛られた自分と地に伏せた仲間達、その間にある隔たりは唯の心を狂わせようとする。 いちご「……?」 返り血を浴びたいちごは訝しげな表情で声がした方へ振り返った。 いちご「……何で生きてるの?」 疑問だった。 不死の力を人間に与えるエデン・システム、その原理は唯の肉体に宿った龍の力を搾取する事にある。 その為には唯の精神を乱し、感情の高ぶりから漏れ出たエネルギーを随時抽出する必要があった。 いちご「…………」 だがそれは初期段階の話。 エデン・システム完成を目前としていちごはエネルギー不足に頭を悩ませた。 精神の歪みから抽出出来るエネルギーは脆弱なもので、精々タナトスを起動させるのが関の山だったのだ。 博打に出たいちごは唯をエデン・システムに一番近いところで殺した。 そして死んだ肉体を強制的に蘇生させ、仮死状態に止めたのだ。 そうする事で精神から乖離された肉体には龍の力だけが残る。そしていちごは龍の力を自在に抽出する事に成功した。 いちご「あなたの精神はとっくに死んでる筈……。何で?」 いちごの問いは虚しく宙を舞った。 今の唯に会話をする余裕などある筈もなかったのだ。 唯「こんなの……やだよぅ……っ!」 目の前で倒れている仲間の元に駆け付ける事も出来ない。 胸に穿たれた楔が恨めしい。 涙目で楔を見つめると意を決したのか、唯は遂にそれに手をかけた。 唯「ひっ……ぐっ……!」 楔は少しずつ唯の胸から抜けようとする。 何のリスクも無い筈が無かった。 死んだ方がマシと思えるような激痛が唯の胸に走る。 いちご「…………」 いちごは歯痒さから爪を噛んだ。 このままいけば楔が取れる前に唯が力尽きるか、楔を抜いた際の出血で死に至るか、二つに一つだ。 だがいちごはその二つとも善しとはしていない。 龍の力は未だ解明されていない部分が多々ある。 その解析が終わるまでは唯を死なせるわけにはいかない。 いちご「……止めて」 唯「止めない……もんっ……!」 どうすれば良い? 偉大なる名前を使えば唯を無傷で解放する事など児戯に等しい。 楔の消失、肉体の復元、意識の抹消、これらを口にするだけで仕事は終わりだ。 いちご「…………っ!」 だが唯の身体に残る力の残滓が龍の力を受けて何らかの影響を及ぼしてしまったら、そう考えると無闇に力は使えない。 最悪のパターンを踏まえた上で敢えて効率を重視するのがいちごの芯なのだが、龍の力が絡めば例外だ。 考えろ、思考を止めるな、使える知恵は全て駆使しろ。 そんな自己暗示は虚しく、唯の楔は着々と緩んでゆく。鮮血を垂れ流しながら。 唯「────っ」 唯は言葉にならない言葉を上げた。 それは断末魔のように悍ましく、いちごにはそれが世界の終わりを告げる警鐘のように思えた。 いちご「……っ、空間を凍結!」 いちごの力が行使されたのは楔が唯の身体から抜けたのと同時だった。 いちごが指定した空間はまるでそこだけ切り取られたように動きを止める。 唯の身体は空中で停止、吹き出る筈の血は唯の胸元で止まっており、大気の流れすらそこには無かった。 唯の動きが停止したのを確認するといちごは安堵の溜め息を吐き、一瞬だけ唯から目を逸した。彼女の口元が何故か緩んでいる事にも気付けずに。 「ありゃま、こいつぁひでぇや」 いちご「──っ!?」 聞こえる筈のない声が聞こえた。 全ての理すら封じ込めて凍結した筈なのに、何故彼女は理不尽に存在しているのか。 唯「両足ポッキリ、つぅか粉々か。内蔵も何個かいっちゃってるなぁ」 血に濡れた白装束を纏う彼女は先程いちごが叩き潰した律の身体をぺたぺた触っている。 唯「ふぅん、見た感じじゃ皆同じような壊れ方だな」 床に流れる血を掬い取り、掌を広げてそれを舐め取る。 いちご「あなた……一体……」 唯「誰なんですか、何て言わせねーぜ? お前が私を欲しがったように、私もお前に会いたかったんだからな」 彼女は素足のまま血溜まりを通り、律達が倒れている箇所の丁度中心部分に立ち尽くした。 唯「……取り敢えずは傷の手当て、霊魂の定着、闘気の回復ってとこか、頼むぜ」 一人ごちて彼女は血に染まった床を強く叩いた。 それに反応して床に淡い光を放つ幾何学模様の陣が広がる。 いちご「──っ!」 目の前の彼女が何であるのかは分からない。 ただ一つわかる事は唯ではない者が何かをしようとしている。 それをいちごが見逃す筈も無かった。 いちご「彼女の周囲に一億の槍を展開、軌道は追尾、対象の命尽きるまで追いなさい!」 言霊と共に現れる未元物質の槍、その数は一億。 鉄が彼女の視界を覆った。 唯「囀るな」 彼女は槍の向こうにいるいちごを睨み付ける。 それと同時に闘気ではなく、それに似た遥か高位と思しき何かが空間を駆け巡った。 いちご「ひっ──!?」 いちごは未だかつてない戦慄を覚えた。 無音で鳴り響く破滅の旋律は幻想の槍を打ち砕き、空虚に帰す。 再びいちごの視界に映った陣は一際大きな光を放ち、跡形もなく消えた。 唯「こういうの何て言うんだっけな……。ちょい昔のドラマであったな」 彼女は血に塗れた手で頭を掻く。 そして何か思い出したように両手を合わせるとあはっ、と笑ってみせた。 唯「うんたんパワー注入! なーんつって」 左手を腰にあて、右手でVサインを作ると彼女は邪気を含んだ笑い声を上げる。 いちご「…………」 目の前の茶番をいちごは黙って見ているしかなかった。 ようやく気付いた自分は触れてはならない禁忌に触れてしまったのだと。 いちごの気を知ってか知らずか笑い転げる彼女の足元で、屍体同然だった律達がのそりと動き出す。 律「唯……?」 唯「んあ?」 彼女は笑うのを止めて足元を見下ろすと、再び口角を上げた。 唯「おーおー目が覚めたかい? 初めましてだねぇりっちゃん」 腰を下ろし、律の顎を持ち上げると彼女はずいっ、と顔を寄せた。 律「唯? 唯なのか……?」 唯「なに死にそうな声出してんだよ、折角私が治してやったのに。そんなにしんどいならちゅーでもしてやろうか?」 律「っ! 馬鹿やめろっ!」 急いで身を退いた律は自分が身を退けた事に驚いた。 意識が戻る前の最期の記憶、それは見えない何かに身体を押し潰される苦痛だった。 確かに壊れてゆくのを感じた身体が何故か少しは痛むものの、言う事は聞いてくれる。 紬「つっ……」 遅れて紬、そして他の者も顔を上げた。 皆状況の理解に苦しんでいるのか、苦虫を噛み潰したような顔をしている。 唯「皆してノロノロ動きやがって、これじゃあ私の治癒が下手くそみてーじゃんかよ。そりゃ熾天使格の連中には負けるけどよ」 普段の唯とは似ても似つかない乱暴で男勝りな口調、気怠そうな動作。 皆が困惑する中で姫子と紬は胸を締め付けられるような不安感に駆られていた。 姫子「…………」 恐れていた事が現実になってしまった。 姫子は震える手で肩を抑えて押し黙る。 かつて見た恐怖の片鱗、その全てが具現化してしまった。 それは姫子の心を叩き折るには充分な出来事だった。 紬「何処かの誰かさん……?」 彼女は近い内にまた会うだろうと言っていたが、紬はまさかこんなに早く見える事になるとは思わなかった。 かつてあの全てを混ぜ合わせたような空間で斎藤の心を折った者が此所に居る。 考えなくとも紬は本能で察知した。 これは不味い、必ず悪い事が起こる。救いなど一つもない、凄惨なる清算が。 唯「……どーも歓迎されてないみたいね。折角どうしようもない現実をどうこうしてやろうってのに」 彼女は頬を膨らませて鼻を鳴らした。 そして赤く染められた白装束の帯を締め直し、唯のトレードマークとも言える青のヘアピンを放り投げる。 唯「だったら勝手にやらせて貰うぜ。他の誰が望んでなくても、唯は望んでるんだからな」 唯の身体を纏うように紫電が現れた。 赤、青、黄、緑、その四色の闘気のどれにも属さない殺意の波動が空間を駆け巡る。 いちご「──っ!?」 相対していちごの身体はぴくりとも動かなくなった。 喉が焼けるように熱い、目の奥が渇き、呼吸の方法さえも忘れてしまう。 唯「んじゃ、やろっか」 あはっ、と笑うと彼女は悠然と一歩ずついちごに詰め寄ってゆく。 血塗れの素足が床に触れる度にぴちゃ、と嫌な音が鳴る。 完全なる破壊へのカウントダウン、一秒刻みで聞こえる嫌な音はいちごの精神を征服しようとした。 27
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商品ページ サイズ/身長/体型 /cm/ 着用感など すべてのコメントを見る 長袖のヒートテックの上に着用。 ファスナーを締め上げると少し締め付けられるが苦しくはない。 ほんの少し小さい感じだけれどこれで適正サイズと思われる。 背中のプロテクターが腰の下の方まであるのと比べると、 へその後ろあたりで終わってるので、ちょっと心細いけど通常にはこれがベストサイズ。 -- (XL 176cm 75Kg ちょいデブ) 以下広告
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ノーマル ●全長152mm ●全幅92mm ●Item No:18626 ●本体価格900円 ●2008年9月6日(土)ごろ発売 完成車 ●全長152mm ●全幅92mm ●Item No:94673 ●本体価格1,100円 ●12月20日(土)発売 【本体内容】 シャーシはMS。 N-02ユニット装備。 ホイールは白、ギヤ比は4 1。 名前の通りアバンテ Mk.IIの進化形といった趣で、Mk.IIをベースに各部をシャープ化したようなデザイン。 アバンテ Mk.III ネロと対をなすが、こちらには軽量センターシャーシは採用されていない。 【漫画、アニメでの活躍】 小学館学年誌連載のミニ四駆マンガ「ミニ四駆レーサーカケル」にて3代目主役マシンとして登場。 また、貴重な3次ブーム期ミニ四駆ゲーム「ミニ四駆DS」のパッケージを飾る。 【VIP内での評価】 なんかコックピット細すぎね?w 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18626avante_azure/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/18626 http //mini4wd.jp/product/sp/avantemk3 完成車 http //www.tamiya.com/japan/products/94673avante_azure/index.htm http //www.tamiya.com/japan/news/news0812/news3.htm#94673 【備考】 公式大会の物販などでメッキボディのキットも販売された。 これ以外にも、イベント限定でボディをピンクメッキにしたキットや、ボディをブルーメッキ、ホイールをゴールドメッキにしたキットなどもあったようだ。 バリエーションキットとして、アバンテ Mk.III レッドスペシャル、アバンテ Mk.III アズール クリヤーブルースペシャル、ポリカーボネイトボディ仕様の限定キットアバンテMk.III アズール クリヤースペシャル (ポリカボディ)、初心者向けに基礎的なGUPをセットしたコンペティションパックがある。 また、モデラーズギャラリー限定でボディをクリヤーパープル、ホイールをパープルメッキに変更したキットも発売された(ボディの色合いはアバンテ Mk.III ネロ クリヤーバイオレットスペシャルに近い)。 ミニ四駆ステーション限定で、素材をブラックのポリカABSに変更したスペアボディも販売された。 ボディカラーを変更したカラーバリエーションキットの場合はマシン名からアズール(空色)が外され、単に「アバンテMk.III ○○スペシャル」という形になる・・・こともあるしならないこともあるw 何らかの命名法則があるのかは不明。相方のネロのカラバリキットも同様。
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マッスルボディ お疲れ様です。千夏です。 ○○○○が、アビリティ「マッスルボディ」を習得したようです。 力強い走りになってきているようですよ。 急勾配の坂道や少しくらいの斤量差なんて気にならないでしょう。 良かったですね、オーナーさん!
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戻る まとめ早いw -- (名無しさん) 2011-03-05 21 07 23 晴れて付き合えてからも変態のままでいるんですね。よきかな! -- (名無しさん) 2011-03-05 21 56 15 めちゃめちゃ最高でした!! お二人とも、かわい過ぎます!! 付属品がまだ使える状態にあったということは…将来お二人のお子さんが出来る可能性が! それだと、とても喜ばしいことですね♪お幸せに♪ -- (唯梓厨) 2011-03-05 21 59 48 甘々だー最高! -- (名無しさん) 2011-03-05 22 17 58 二人とも可愛いが なにげに他のメンバー(特にムギ)もかわいかった -- (名無しさん) 2011-03-05 22 44 02 あら可愛いじゃない。 -- (通りすがり) 2011-03-05 23 35 03 うひーかわいー -- (名無しさん) 2011-03-06 02 26 47 ニヤニヤしてまうやないか! -- (名無しさん) 2011-03-06 11 54 19 LoveBody Yuiはこの先普通に出そうな感じがする。 Mioも有りそうだな。 -- (名無しさん) 2011-03-06 13 08 46 不覚にも感動してしまった。こらー! -- (名無しさん) 2011-03-06 17 25 58 ニヤニヤが止まらない -- (名無しさん) 2011-03-06 18 03 39 あったかあったか -- (名無しです) 2011-03-06 23 03 36 心の声ワロタw -- (名無しさん) 2011-03-07 02 46 51 百合百合な展開に全く微動だにしないムギさんw SSのムギならだいたい鼻血吹き出して速効カメラ●RECなのにねw でも本来(原作やアニメ)のムギのノリはこっちなのかな? -- (名無しさん) 2011-03-07 03 50 07 エロイのにほんわか純情系 -- (名無しさん) 2011-03-08 01 08 34 まあまあまあまあ -- (名無しさん) 2011-03-08 11 13 31 ↓×3 きっと、隠れて撮影してるんですよ~ -- (ムギビジョン) 2011-03-31 05 12 38 唯梓はもちろんだが、律澪ムギがいいキャラだった -- (名無しさん) 2011-03-31 18 42 32 によによ -- (名無しさん) 2011-04-06 13 05 08 くぁあああ…なんなんだこの胸の痛みは… くぁあああっ… -- (名無しさん) 2011-12-18 23 48 29 あ~もう、ニヤニヤが止まらん‼ そして…梓「って、ほんとのチューをまだ知らない小娘ですが」←何かワロタwww -- (あずキャット) 2011-12-20 16 31 53 みんな可愛いな -- (名無しさん) 2012-01-11 16 53 56 >ダッチ唯 >ダッチあずにゃん 名前の響きがなんかアブナイwww 二人が抱き着いて離れない姿が思い浮かぶwww -- (名無し) 2012-04-02 14 31 45 あはははははははははははは ニヤニヤが止まらん -- (名無しさん) 2012-09-18 02 07 16 やばいなこれ、みんな可愛過ぎんだろうがあああああああ -- (じゅわ〜) 2012-09-18 02 34 20 いいね、ニヤニヤした -- (名無しさん) 2012-09-19 03 57 19 ダッチいいね。 まさか通じているのでは!? -- (あずにゃんラブ) 2013-01-02 23 53 07 めっちゃ可愛い -- (名無しさん) 2015-02-09 15 06 05 お互いのバカップルぶりに目が潤む。 いいね! -- (名無しさん) 2016-04-10 22 08 56
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役職名 ボディーガード 陣営 村人側 勝利条件 人狼の殲滅 能力 人狼の襲撃から誰かを守ることが出来る オープン/クローズ クローズ 説明 ボディーガード。狩人、騎士と呼ばれることもある。 夜のフェイズで、人狼の襲撃から誰かを守ることが出来る。 ただし、自分自身を守ることが出来ない。また、同じ人を2回連続で守る事も出来ない。
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【基本データ】 ●全長156mm ●全幅97mm ●Item No:18637 ●本体価格900円 ●2014年2月8日(土)発売 【本体内容】 MA採用第3弾。 シャーシ本体はABS樹脂のグレーカラー。ギヤカバーなどのAランナーは低摩擦素材のライトグレーを採用。 MAとしては初めてギヤカバー類のカラーバリエーションである。 ギヤ比は3.5 1。 ホイールはダークシルバーのLPフィン、タイヤはブラックのローハイト。 【漫画、アニメでの活躍】 「ハイパーダッシュ!四駆郎」の単行本版第1話追加シーンに、ジルボルフ(MAシャーシ)と共に登場。 他の実車系PROマシンと共にストリートミニ四駆に出走している。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18637/index.htm 【備考】 ジョーヌはフランス語で「黄色」をあらわす。フェスタは英語などと同じく祭典くらいの意味。 つまり黄色い祭典か・・・ カーニバルだよ! ボディキャッチ付近の形状の関係で、MA、AR、S2用以外のボディキャッチが無加工では使えなくなっている。 ボディーの明るい黄色がブルーのギヤカバーとは合わないと判断したのか、本キットからライトグレーとなり、現在ジルボルフまでこの仕様となっている(ホイールのカラーや形状はキットによって異なる)。 ウイングへ繋がるボディ後部の大型フィンや、フロントマスクをはじめとしたボディ全体のデザインから、ランボルギーニ・ヴェネーノをモチーフにしているのでは、とよく言われている。 しかし、カラーリングが大きく違う為、印象は異なっている。 ゴールドメタリックとブラックスペシャルが登場。 でも名前はジョーヌのまま。 2017年に、ミニ四駆35周年を記念してフェスタジョーヌLの名前で若干の形状変更を加えクリヤーボディ化された。 2021年5月に再販(こちらはステッカーデザイン、ボディキャッチ部の部品がクリアイエローに変更されている。)。 このクリヤーボディを使用したグリーンスペシャルも登場。
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登録日:2011/02/27(日) 21 10 45 更新日:2023/10/22 Sun 03 20 31NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ボディアーマー 軍事 銃 防弾チョッキ 頭を撃たれたら終わり 概要 銃弾や爆弾の破片からの防護を目的とした軍事・警察組織向け装備。 一般には防弾チョッキの呼び方が有名。 身近なところでは警察官が防弾機能を省いた防刃ベスト(*1)を着用しているのを見ることが出来る。(*2) 歴史 当然であるが銃火器の発展に伴い姿を見せ始める。 中世 中世ヨーロッパでは14世紀以降プレートアーマーが用いられていたが、フルプレートのものは大変な重量で軽量化が進められていた。 その流れに逆らうように火器が発展を続け、プレートアーマーでは銃弾を防ぐことが出来なくなる。 主にプレートアーマーを装備していた高位の貴族らの安全性の為、装甲厚を増していくことになるのだが、 当然その分重量が増える。 火器に対して十分な防御力を持ったフルプレートは人間では運用できなくなり始めた。 そこで膝下や腕など一部を排し、軽量化したものが使われるようになる。 日本では戦国時代の鉄砲伝来に伴い、当世具足という鎧が発展した。 しかしこれらでも有効射程からの火縄銃の直撃を防ぐことは難しかったとされる。 火縄銃は威力が低かったと誤解されがちだがそんなことはなく、有効射程は短いがその距離の中では高い殺傷力を誇っていた。 逆に試し胴と呼ばれる具足の実験で火縄銃を防いだものは名品と言われるようになる。(*3) 近代 プレートアーマーは衰退を続け組織的に使われることは著しく減ったものの、大戦期までは一部で使われた。 第一次世界大戦時のイタリアではアルディーティと呼ばれる突撃歩兵部隊でファリーナ・アーマーの名で配備された。 ただし、砲撃によって飛び散る砲弾や石の破片の防護が主目的であり、防弾効果はほとんどなかった。 第二次大戦後からアメリカを主とした各先進国で普及し始め、 その材質も鉄板からより軽量より高性能を求めてケブラーやスペクトラ、最近ではザイロンへと移り変わっている。 軍隊ではセラミックなどの防弾板を入れることで防弾性を極めて高くしている物を使用しているところもある。 国際規格で決まっているボディアーマーの防弾性能は下記参照。 防御クラス……ストップ可能な銃弾レベル(主な銃) T…….22LR(スタームルガー MkT) U-A……9mmx17F(コルト ポケット) U…….357Magnum(コルトパイソン) ……9mmパラベラム弾(M92、MP5) V-A…….44Magnum(S W M29) V…….30Tokarev(トカレフ TT-33) ……7.62mmx39(AK-47) IV…….30-06徹甲弾 トカレフ弾は材料費節約のため通常弾であっても鉛でなく軟鉄を弾頭にしている事が多く、ボディアーマーを貫いてしまう。 時間とお金が許す限り作ってみてはいかがだろうか、全身をボディアーマーで覆った服を。作れば貴方は最強になれます。 銃を扱う最強の人類ゴルゴ13でさえも貴方の敵ではない。 戦車や大砲、ミサイル、魔法攻撃や人知を超えた馬鹿力に襲われない限り最強。 アメリカ軍もまだ開発していないのでチャンスだ!金儲けのチャンスだ!!いつも俺を見下していたあいつも!!!僕をいじめたアイツも!!!! 俺、TUEEEEEEEEEEEEEE!!!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 「サスガ新素材!一発も貫通してねえ!」 「…けど、鉄球のタコ殴りと変わらねえぞコレ!?」 確かにボディアーマーを着れば、弾丸は貫通しないで済むだろう。 が、いくら厚いボディアーマーでも、全身ボディアーマーでも弾が貫通しないだけで衝撃はそのまま伝わる。 衝撃緩衝材も備わってはいるが、0にはならない。要するに飛んでくる物が刃物から鈍器に変わるだけである。 なん…だと……? 拳銃の弾でさえ、ものによっては音速を超える。 貫通しないだけであり、言ってみれば亜音速でスイングされた金槌でぶん殴られるのと大差ないわけである。 被弾すれば打撲は当然、骨折は日常茶飯事、下手をすれば内臓破裂で致命傷である。 現在のものは軽量化・高性能化されているが、アニヲタ民が簡単に着こなせるほど手軽なものではなく、さらに制服や萌えTシャツに比べればはるかに重い。10kg以上。 ちなみに上の方でゴルゴ13にも勝てると言っているが、ぶっちゃけボディアーマーでライフル弾は防げない。 そもそも基本的にゴルゴは頭を狙ってくる。 結局の処、最も有効な銃弾対策は如何に当たらないようにするかである。 皆さんでも出来る銃弾対策がアニヲタWikiにあるので参考にしてはいかがだろうか。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 頭撃たれたら終わり。 -- 名無しさん (2013-08-14 11 31 29) 昔見た番組で海外でボディアーマー作っとるメーカーが新入社員の最初の仕事は自社製品を身につけて撃たれることらしい。そうする事で製品のアピールに説得力を持たせるとかなんとか -- 名無しさん (2015-02-04 22 41 42) ↑それで死んだらどうするんだ; -- 名無しさん (2016-09-11 19 28 11) ↑そんなもん売るなってなるだけじゃね -- 名無しさん (2016-09-11 21 32 27) 銃について全然詳しくないんだけど、トカレフ弾ならボディアーマーも貫ける上に材料費の節約になるのならいいことづくめじゃね?トカレフ弾には何かデメリットあるの? -- 名無しさん (2017-01-21 17 46 18) ↑弾の持つエネルギー自体は大きく無いから殺傷力は低いんじゃね? -- 名無しさん (2017-01-21 18 10 12) ↑鉛より比重が軽いから衝撃力が弱い。鉛より硬いから貫通力はあるけど、人体相手だと硬すぎて、急所に当てないと致命傷になりにくい。もちろん「比較的」だけど。 -- 名無しさん (2017-06-15 23 01 31) あれは嘘だ、ってあるけど死を免れてる時点でダメージ半減どころじゃないかと -- 名無しさん (2018-11-06 04 20 52) ↑4 貫通力があるっていうのは、人体もよく通り抜けてしまいやすいっていうことなのよ。弾丸は人体にヒットすると水分やら何やらで急激な圧力変化をうけて変形し、肉を切り裂いてダメージを増やす。でもトカレフのような軽く細く貫通力の強い弾だと、場合によっては弾が原形を保ったまま人体をつらぬきとおして「刺し傷一本」で終わってしまう。敵の動きを止められない可能性が高いってわけ。 -- 名無しさん (2018-11-06 11 50 28) 盲管銃創は一番やべえからな。貫通力が強すぎるのも考えもの。 -- 名無しさん (2019-05-09 16 09 39) 砲丸ぶつけられるのとアイスピックで刺されるの、どちらが痛いかは状況が割れますわな -- 名無しさん (2019-06-26 19 08 57) 少し変わった弾頭になると、人体等の柔らかい物に当たったらスピンして「抉る銃創」を作るのもあるからな…。そういう相手じゃボディアーマーマジ大切。 -- 名無しさん (2021-11-01 19 16 26) 某人間台風曰く「鉄球のタコ殴りと変わらねえぞコレ!!」との事。 -- 名無しさん (2021-11-01 19 26 12) 威力的には割と頭打ちな銃弾の方と違ってこっちはもろに素材工学の発展の恩恵を受けているので、最近は7.62x51mmクラスのライフル弾も普通に止めるモデルも出てきてる -- 名無しさん (2021-12-14 18 38 15) 後半の「着てた所で喰らえば同じよ」みたいな記述は、ちょっと最近の実情と違ってきてるように思えますね… -- 名無しさん (2022-06-29 18 34 51) 同じ威力の拳銃弾でも、防弾繊維だけのソフトアーマーと防弾プレート入りのハードアーマーでは受けた際の衝撃がかなり違うとのこと。ソフトは金槌で殴られるように痛むし、ハードなら指先で小突かれる程度しか痛くない(衝撃は感じる)とか。 -- 名無しさん (2023-03-07 14 31 31) 名前 コメント
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長144mm ●全幅90mm ●全高38mm ●Item No:19411 ●本体価格600円→本体価格780円(2015年8月改定) ●1996年6月25日発売 【本体内容】 シャーシは濃緑色のスーパーFM。フルカウル初の、と言うかミニ四駆初のSFM採用キット。 付属ギヤ比は4 1と5 1。 ホイールはフルカウル標準型のイエロー。 ゴムリング付14mmプラローラー、ゴム無し12mmを装備。 取り外し可能なリヤステー付き。スタンダードなキットで初めてリヤステーが付属した画期的な事・・・なのだが、後述の問題の所為で何のために付属してるのか曖昧になっているw ボディは装甲車のようにゴツくて角ばったデザインと、ホイールサイドのパイプフレーム状のタイヤガードが特徴的。フロントカウルは、このパイプフレームを利用して取り外しできるようになっている。また、ボディ後部のパイプフレーム根元には、ローラー等を装着できるネジ穴がある(ただし、セイバー系やビートマグナムのようなボディローラー用パーツは付属していない)。 【漫画、アニメでの活躍】 爆走兄弟Let's Go!にて、大神軍団一の巨漢、近藤ゲンのマシンとして登場。 物語中ではたいていブロッケンG(ジー)と呼ばれる。 フロントを持ち上げてから他のマシンを踏み潰して壊す、ハンマーGクラッシュを得意技とする。 他の大神軍団二人に負けず劣らずの物理的に無理のある攻撃方法だw まぁそれを言い出したらレツゴの中の必殺技やらトンでも理論が(ry きっと重力コントローラーでも積んでたんだ! 大神研究所の技術は世界一~ アニメ版ではコースアウトした拍子に研究所の壁をぶち破っているので(研究所の規模や立地から考えてどう見ても鉄筋・・・)、杭打ち用の大型金づち並みの重量があったのかもしれないw 実際、無印のラストレースでは真っ二つになった後ろ半分だけの重量でトライダガーZMCとスピンコブラのアルミハニカムボディをボコボコに破損させてるし… それだけの重量があれば普通のプラのミニ四駆なんか勢いで踏みつぶせるわなwww アニメではほかにも、キットのボディのフロントが持ち上げられるという構造を利用して、そこの上下にペンチのような刃を装備して前のマシンを握りつぶす「ブロッケンファング」などの機能も登場した。 同期大神マシンに比べても破壊に特化した性能をしている為か、キルレートに比べるとレースそのものの成績は良くない。 どうもバトルパーツで重量を稼いでいる面があるらしく、「マシン踏みつぶすほど重いのにあっさり追いつけるパワーがあるなら軽くなったらめっちゃ速いんじゃね?」と思ってた視聴者も少なくない。 ブロッケンが大活躍した第50話では、途中まで雪でスタックばかりしていたブロッケンに業を煮やしたゲンが「こんなのが付いてるから重いんだあぁぁぁぁぁ!」とブチ切れてペンチでバトルパーツをすべて破壊。 するとブロッケンは見違えるような軽快な走りで、引き離されていた1位2位のスピンコブラとブラックセイバーに瞬く間に追いつくとそのまま抜き去り、1位でゴールするという快挙をあげる。やっぱりバトルパーツを外した方がよほど軽くて速いらしいw なおこの話、ブロッケンだけでなくゲンの顔芸も冴えていたw ブロッケンが猛追を開始した後のマシン後方から迫ってくるでかい顔の演出も目に焼き付くが、1位でゴールした後のゲンの顔はアニメ劇中屈指のいい笑顔である。 ゲンがマシンを壊すことではなく、ひたすら走って勝利する喜びを初めて知った瞬間だった。 ゲン以外のレース展開も非常に熱く無印でも屈指の人気を誇る名エピソードであり、 2022年8月に行われた「爆走兄弟レッツ&ゴー!!ファンが選ぶ名場面ランキング!」の無印後半部門では2位(*1)に圧倒的大差をつけ1位に選ばれている。 WGP編ではブラックスペシャルが画面に映る程度で未登場だったが、続くMAX編ではこのブロッケンの改造車と思われるカズオの「ブロッケンハープーン」が第一話の対戦相手として登場している。 …という事は世界戦の間にコイツも量産されて一般販売されたんだろうか。 レッツ&ゴー!! Return Racers第3話にもビークスパイダー・レイスティンガーと共に登場。 3台ともミニ四駆レジスタンス()デスエンジェルズにバラバラにされ、リーダーのクラッシャー ジロウによってビーク・G・スティンガー(4話ではビークスティンガー G)に改造されてしまう。 そして4話でまさかの完全修復www ミニ四駆ゲーム「スーパーファクトリー」ではボディ後部のローラー穴が再現されていて、セッティングでこのマシンを選択した時のみローラー装着ポイントとして「ボディローラー」を選ぶことができた。 なつみん氏が講談社の漫画アプリ『パルシィ』にて週刊連載しているかつて子供達の間で流行したものを紹介するマンガ『世紀末ちるどれん』の第9回にも登場。 【VIP内での評価】 レッドマグナムというブロッケンGそっくりのパチ四駆がうpされたことから、レッドマグナムとも呼ばれる。 踏み潰せwwwwレッドマグナムwwwww 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19411brocken_gigant/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19411 【備考】 フルカウルマシンとしては唯一ともいえる「ボディ後部にウィングやトサカのない形状」をしている。 …後ろの方にちょこんと生えているパイプがその代わりだろうか。 キットとしては初めて標準でリヤステーが付属したが、デザインの関係でAランナーのローラーをそのまま取り付けただけではボディ後部が先にコース壁に接触してローラーの意味がない。 だもんで、このキットを買うときは(標準のリヤステーが強度不足なこともあり)一点止めに対応したGUPのリヤステーも買っておくが吉である(ただしSFMはシャーシ形状の都合上ポン付けができない一点止めステーもあるので注意、詳しくはSUPER FMを参照)。 ボディ後部のローラー用ハードポイント? ンなところに付けたらボディキャッチ部分が破損するだろうが! さらにフロントローラーとボディのクリアランスも割とギリギリであり、そのままではふとした拍子にローラーとボディが接触してしまう可能性も。 総じて、ノーマル状態で遊ぶには色々難儀なマシンである。 一応、フロントローラーに関しては実際に走らせる時のみボディのフロントパーツを外せば解決できるが・・・ さらに言うと、パケ側面の改造例で推奨タイヤとして名の挙がっているスーパーローハイトスポンジタイヤはワイドタイヤなので、タイヤ横にガードバーのあるブロッケンGのボディとの相性が・・・ フロントのガードを外した上で前輪と後輪を逆に取り付ければ、ボディ・タイヤともに未加工でも一応干渉は避けられるが(実際そういう作例もあった)。 上記公式ページの完成写真をよく見ると、ボディのフロントガードパーツがきちんと取り付けされず少し浮いてしまっているw (きちんと取り付けされている図は ブラックスペシャルの公式商品画像 を参照) どうやら左ローラーにフロントガードを引っかけてしまったようである。 鈴鹿仕様も含めて、妙に完成写真に恵まれないマシンである。 実は兄貴分?も似たような組間違いを晒されたことがあり・・・ ちなみに97年のジャパンカップ優勝マシンでもある(しかも、フロントに大径ワンウェイホイールとリアにスーパーミニ四駆シリーズ共通のワイドトレッドホイール(イエロー)を装着可能にする為にボディを改修していた)。 カラーリングを変更したブラックスペシャルやシャーシをFM-Aに変更したプレミアム版も登場している。 その他のバリエーションはステッカーを追加した限定商品ブロッケンギガント 鈴鹿サーキット仕様 (SFMシャーシ)、プライズ仕様のブロッケンギガント 21stとEdition2、海外限定のブロッケンギガント ジェットブラックスペシャルなど。 コロコロコミックの応募者全員サービスでブロンズメッキボディが販売されたことがある。 ってこれ説明書の対応シャーシ間違っとるw S1とかwww全然のらねぇwwwwwwwwwwwwww こいつは限定GUPとして販売されたこともある。 同じく限定GUPでブラックメッキボディもある。 コンクールデレガンスの景品などで、ピンク成型のボディが配られた。 2次ブームのころ、トミー(現タカラトミー)からキャラトミカ版が発売された。 トミカサイズでよく再現されたものだったが、パッケージングの都合のためかミニ四駆とはホイールベースの間隔がかなり違うため、全体的に縦長である。 これはメッキ版も存在した。 2018年4月30日(月・祝)、5月1日(火)に行われたTCK×ミニ四駆コラボイベント「TCK×TAMIYAミニ四駆GRANDPRIX」にて和田 譲治をイメージしたステッカーを追加した特別キット「和田 譲治 オリジナルミニ四駆 ブロッケンギガント特別仕様」が販売された。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 リアルミニ四駆 サーチモード ●全長137mm ●全幅77mm ●全高41mm ターミネートモード ●全長140mm ●全幅77mm ●全高41mm ●Item No:19306 ●本体価格600円 ●1999年1月発売 (再販時) ●Item No:95586 ●本体価格900円 ●2021年1月23日(土)発売 フルカウル版(VSシャーシ) ●全長145mm ●全幅90mm ●Item No:19430 ●本体価格800円 ●2002年12月発売 【本体内容】 リアルミニ四駆では最後のラインナップとなる。 漫画で4WS(4輪ステア)という設定があり、キットでもそれが再現されていて、非常に凝ったつくりになっている。 シャーシ裏中央部のダイアルを回すと、ダイアルの位置によって4輪とも左、同じく右(パラレルアクション)、前輪が右で後輪が左向きになる、その逆(スピンアクション)、と4種類のモード(ニュートラル状態を含めると5種類)が楽しめる。 またボディも面白い機能があり、ボディ上部にアームを解して設置されているユニット(コックピットらしい)が前後に移動し、さらにその際ヘッド部分が回転して2種類の表情(探査用のサーチモードと攻撃用のターミネートモード)が選べる。 又、説明書には無いが何故かサーチモードではメインカウルが前後に動くようになっている(ターミネートモードでも出来るが、範囲が制限される)。 さらにそのボディ機構を持ったままモーターライズシャーシに搭載可能。 ただしその分重く、少々重心が高くなっている上、FMシャーシへの搭載がほぼ不可能になっている。 説明書やパーケージなどでは、S1、STZ、SXへの乗せ替えが可能と書いてあるが、VSシャーシにもほぼ無改造で搭載可能(ただし、ノーズに取り付けるメッキパーツがフックをかけるときに干渉する。少し上にずらしてから取り付ければ問題ない)。 また、STZに搭載可能なので当然ながらTZ-Xにも対応できる。SXも同様、SXXにも同じく載せられる。 フルカウル版ではカウル部分の成型色がメタリックブルーに変更された以外、特に変更無くVSに換装されている。 ランナーの関係上、ディスプレイシャーシ用のホイールや余剰になるメッキパーツも付属している。 【漫画、アニメでの活躍】 「爆走兄弟レッツ&ゴー!! MAX」のネロ・ステラ・ボルゾイが使用するマシン。ディオマースは「戦神(戦う神)」の意。 原作ではネロの登場以降も連載が続き、デザートゴーレムなども登場したため、途中で出てくるライバル的存在の一人として描かれている。 当初はサーチモードで登場し、ネロ共々正体を隠していたが、WGPルーキー戦の予選の最中にターミネートモードに変形、正体を現し周りのマシンを破壊。 ナックルブレイカーにもリタイヤ直前になるまでダメージを負わせるなど、猛威を振るう。 WGPルーキー戦のラスト、ビクトリーズとの対戦では主人公駆るブレイジングマックスと共闘(?)するも、ディオマース・ネロが自身のパワーに耐えられずダメージが蓄積し、途中で減速。さらにネロがロケットブースターで無理やり加速させたために完全に崩壊。 レースのさ中、修理を試みるもののヴィクトリーズがゴールしたため試合終了。 そのままラストシーンへなだれ込んで連載が終了したため、それっきりとなる(一応、連載終了後にコロコロコミックに掲載された、ブリッツァーソニック主役のジオラマストーリーに登場しているところを見ると、修理はできたようだ)。 アニメ版ではラスボス的存在。プロフェッサーボルゾイが愛する孫のために大神・一文字両博士に作成を命じていた「史上最強のミニ四駆」。 登場こそ終盤の43話だが、話の流れ的に物語冒頭から開発プロジェクト自体は進んでいたものと思われる。 最終的には紆余曲折あって政宗は開発から離れる為、実質的には大神マシンの一台といえる。 大仰な肩書にたがわず凄まじい性能のマシンであり、初登場回では慣らしと称した電池一本の状態でナックルブレイカーをぶっちぎる程。 更に大神博士が採用に拘ったMGストーンが強力なボルゾニックシステムと共に搭載されており、重力制御が可能。 地面に押し付けて疑似ダウンフォースを生み出したり、もちろん攻撃に転用すれば大規模な破壊が可能。 必殺技は超重力で対象を押しつぶす「マースグラビティ」、劇中では他マシンは勿論の事オータムレースの高架コースからラストレースの宇宙ステーションの一部まで何でもかんでも圧壊させている。 こちらでもモードチェンジ機構は健在だが特にそれぞれの名称で呼ばれることが無く、烈矢たちには「よくわからんが変形するマシン」という風に認識されている。 そもそもサーチモードの状態でも普通に重力攻撃が可能。一応、草薙兄弟が「そのマシンの特性は研究し尽くしている!」と言いつつ変形を邪魔するシーンがあるので、リミッター的な機構だったのかもしれない。 最終レース「M-1」ではその圧倒的な性能で一文字兄弟を追い詰める…かと思いきや、最終版の彼らはネロなど眼中になく兄弟対決を繰り広げ始める為、超えるべき壁感や凶悪なライバル感は意外とない。 最終局面も必殺技を無重力を利用した天井走破でよけられた挙句、能力の連発によるボルゾニックシステムのダウン(ネロ曰くあり得ないとの事だが)によって急減速。最終順位は3位という結果に終わる。 因みに量産型も存在し、アメリカで開催されている第2回WGPやその他のレースに乱入してきたボルゾイチームが使用。 劇中ではアイゼンヴォルフ・シルバーフォックス・USAチャンプのマシンを次々に破壊していた。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 リアルミニ四駆 http //www.tamiya.com/japan/products/19306diomars_nero/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19306 (再販時) https //www.tamiya.com/japan/products/95586/index.html VSシャーシ http //www.tamiya.com/japan/products/19430diomars_nero/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19430 【備考】 リアルミニ四駆名物、本気で塗装しようと思うと塗り分け地獄を見るのは健在w こんなところまで塗装指定しなくてもいいと思うんだ・・・ ほぼ全ページにわたって塗装指定が記入されているのは草。最後の方まで指定部位があるので完成したと油断してたら塗り残しがあった、という悲劇に見舞われかねないので組み立て前に説明書に一通り目を通す事をオヌヌメ。 リアルミニ四駆特有の無色透明成型色のボディだが、コックピット(らしいコックピット)がない異形のデザインであるため、クリヤー成型の活かしどころがサーチヘッドのセンサー(ライト?)部分くらいしかない・・・ ただこの赤目の部分、クリヤーカラーで塗り分けてあげると裏側のダボ穴が透けて丁度目玉のようになって面白い。 VS版は、登場したのがエアロミニ四駆中心のMAX編だった上にボディもフルカウルデザインではなくフロントタイヤむき出しのデザインなのに、なぜかフルカウルシリーズとしてリリースされた。 VS版はフルカウル版スピンバイパーと同時発売だった。 2002年12月に発売されたミニ四駆新商品は、この2台だけである。 VSシャーシの発展型のVZにはモーターカバーを外せば載せられる。フルカウル版の再販マダー? 2020年7月に再販予定だったが、コロナ禍の影響で生産計画が狂ったのか6月下旬の内に延期が決まり、そのまま長い事発売日未定だったが半年が過ぎた同年12月、ようやく2021年1月23日に再販予定日が掲載された。